アニマルセラピーの仕事

ペットを癒すアニマルセラピー

動物を飼育することは決して楽しいことだけではありません。
排泄物の処理をすることも必要ですし、しつけをすることも必要です。
ペットがいるために出かける場所に制約ができることもありますし、部屋の使い方に制約が出てしまうこともあります。

しかし、それでも多くの人がペットを飼うのは、こういった苦労以上に動物によって人間が癒されることがたくさんあるためです。
犬や猫といった動物には癒しの効果があるとして、最近行われるようになっているのがアニマルセラピーです。

特に犬には癒しの力が大きいとしてアニマルセラピーを行われる場所が増えています。
日本では最近取り組まれることが増えていますが、元々の歴史は古く古代ローマ時代からアニマルセラピーが始まったと言われています。
古代ローマ時代には、戦争で負傷した兵士たちのリハビリとして馬を用いたアニマルセラピーが実践されていました。

そして、本格的にセラピーとして取り組まれるようになったのは20世紀からです。
日本でもアニマルセラピー協会が立ち上がり、普及活動が進められています。

アニマルセラピー協会の活動内容

仕事で落ち込んで帰った時や悲しいことがあった時、犬が寄り添ってくれたという経験をしたことがある人も多いです。
温かいぬくもりのある動物がそばに寄り添ってくれるということだけでも人の心は癒されるものです。

その力を活用して、最近では高齢者や体に不自由がある人たちの施設を訪問して動物たちとのふれあいの機会を設けたり、学校や病院、刑務所といった施設でも動物との関わりでセラピーを行ったりしています。
活動を通して癒すだけではなく、治療や療法といったことも行なっています。

動物と触れることによって自分よりも立場の弱い存在のことを知り、守るためのスキルを身につけたり心の強さを身につけたりすることができるのです。
また、動物に触れるために手を動かすことが体の不自由な人にとってはリハビリになりますし、高齢な方にとっては動物と触れ合って会話をすることも言語のリハビリや運動のリハビリになります。
このような側面から、アニマルセラピーには癒しだけでなくリハビリとしての効果も期待ができるのです。

アニマルセラピストとは

アニマルセラピーを行うには、動物と人との共同作業となります。
そしてその活動を行うには動物と人とを引き合わせる人が必要です。
この存在がアニマルセラピストとなります。

アニマルセラピストは動物共に訪問をすること、活動場所で犬の世話をしたり知識を伝えたりするのが仕事です。
また、アニマルセラピーで活躍するセラピードッグを要請するのも仕事です。
そこで、セラピストとして仕事をするには、動物や福祉についての知識を身につけること、そして知識をミンチ受けたらアニマルセラピストの資格を取得することが必要となります。