ブリーダーの仕事

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生命をしっかりと管理する

ペットにかかわる仕事として、次に紹介するのは「ブリーダー」についてです。
ブリーダーというのは、要するにペットを繁殖させる仕事のことを言います。
ペットの繁殖自体は、飼い主の人でもやったことがある、という人もいるのではないでしょうか。
ただ、ブリーダーとして仕事をするのであれば、単純に数を増やせば良いというわけではありません。

まず考えなければならないのが「血統」のことです。
血統が良いというのは、ただ品種がよく価値のあるということではありません。
血統というのは、要するにその個体の履歴書のようなもので、過去に健康だった個体の血統を引き継いでいる、ということが価値になります。
つまり、繁殖をさせる際にはその親となる個体、その更に親となった個体などに遡り、遺伝的な問題を抱えていないことを確認しておく必要があります。

その上で、健康に育てることができるような赤ちゃんを作ってもらわなければなりません。
当然母体の健康を維持することも重要ですし、生まれた後の赤ちゃんが健康に育つことができるような環境づくりも重要になります。
特に生まれたての動物というのは免疫力も低く病気になりやすいため、清潔な環境を維持することが重要なポイントとなります。

そして、生まれた子供をある程度まで飼育して、人間に慣らしていくことも必要となります。
その時にはどんな性格の子なのか、ということが分かるようにしておかなければなりません。

ブリーダーになるには

それでは、ブリーダーになるにはどんなことが必要となるのでしょうか。
ブリーダーは動物取扱業であるため、登録が必要となります。
この登録自体はそこまで難しいものではありませんが、登録をしていないと無認可の業者となってしまうため注意が必要です。

さらに持っていると便利な資格としてAHTがあります。
動物看護師のことを指している資格で、特に病気になりやすい子供の動物を看護することができます。

ブリーダーになるのに適しているのは、まずは動物が好きである人です。
動物が好きで、慈しみを持って対応することができる人でなければ、当然健全な動物の飼育を行うことは出来ません。

さらに、責任感があり、命に対して責任をもつことができる人である必要もあります。
生まれたての子供とはいえ、命は命に変わりありません。
生まれたばかりの命が失われてしまうことがないように、さらにその後の生活で困ることがないように、健康に育ててあげることが肝心です。