動物看護士の仕事

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人間以外の医療に携わる

ブリーダーの仕事の中でも資格名が登場しましたが、ここでは改めて動物看護師について紹介します。
AHTという略称で呼ばれることもありますが、これはAnimal Health Technicianの略称で、動物の健康の専門職、という意味となります。
日本に於いては約2万人の人がこの資格を取得していますが、まだまだ一般的な職業としては認知されていない面もあり、どのような仕事なのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

動物看護師の仕事は、人間の医師に対する看護師の仕事と似たようなものです。
要するに、獣医のアシスタントとして活動するのが、主な仕事内容となります。
投薬を代行したり、手術の際のサポートを行ったり、さらには術後の健康管理を行ったり、ということを主に行うことになります。

人間の医療においてもそうですが、動物医療というのは「チーム」で行われるものです。
獣医とはまた違った視点から動物の健康について見ることが必要となり、場合によっては看護師の視点からの意見を述べることも必要となります。
ただ単純に指示に従っていれば良いというだけの仕事ではありません。

動物看護師になるには

人間の看護師になるためには看護師資格を取得する必要がありますが、動物看護師になるためには必ずしもAHTの資格を取得する必要はありません。
今のところこのAHTは公的資格ではないため、必須の資格ではないためです。
ただ、動物病院としては信用できる動物看護師を欲しがっている場合が多いため、やはり資格は取得していた方が就職には有利となります。

動物看護師になるためには、「責任」を持って仕事をすることが最重要です。
動物の命に直接関わる立場であるため、自分のミス1つで命を失ってしまう可能性も十分考えられます。
常に緊張感を持ち、命を守ることを意識して仕事をしなければなりません。

もちろん動物が好きであることも重要なポイントの1つではありますが、仕事柄「動物の死」に直面してしまうことも少なくありません。
その際に大きなダメージを受けて他の仕事が手につかなくなってしまうようでは務まらない仕事でもあります。
動物の死を悲しむにしても、仕事は仕事でしっかりできる、そういった精神的な幹の通った人であることが求められます。